ある日、あの時、あの勇者。

ある日、あの時、あの勇者。(0)   プロローグ ぎゅうぎゅうづめ・・・ そう、あたいは電車の中にいた。大学を卒業してアルバイトだった会社を内部試験で合格し、いつもと同じ会社にアルバイトの時よりも早い1時間も早い電車で出勤することになっていた。 満員電車とか高校の時以来であろうか、とにかくきつい。体格自体がそこまで大きくないので押されるだけで地面から足が浮いて、次の駅まで地に足がつかない。…

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